ドキがムネムネ(っ´∀｀)っ

「ホテルのお風呂ってやたら豪華なんだニャー」

「ニャー」

「泡がブクブクする装置が付いてるニャー」

「ニャー」

「泡風呂の素とかあるんだけどあんまり泡立たないんだニャー」

「ニャー」

「カラフルな照明まで付いてるニャー」

「ニャー」

「体を洗うスポンジはだいたい真空パックになってるニャー」

「ニャー」

「その袋の切れ端の置き場所に困るんだニャー」

「ニャー」

「小さいテレビもあるんだニャー」

「ニャー」

「絶対エロいチャンネルを見るんだニャー」

「ニャー」

「それを観ながら自分らもエロい事はじめるニャー」

「ニャー」

「お湯の温度は低めにしないとのぼせるニャー」

「ニャー」

「ホテルに来たらエロい事しか考えてないニャー」

「ニャー」

「ヤリたいだけだニャー」

「ニャー」

「愛なんていらないニャー」


「・・・いるよ」

「何？」

「愛はいるよ」

「どうしたん急にマジメになって？」

「愛はいるよ」

「オイオイオイ」

「私だって愛なんて言葉を口に出すのは恥ずかしいよ。
　だけど、だけど愛なんていらないって言うのは間違ってると思うの。
　あなた自身が大きな愛から生まれたって事を忘れないで」

「さっきまでニャーニャー言ってたのになんだよ、なぁ？ほら」

「やめて、あなたいつもそうじゃない。キスしたり抱きしめればその場を
　やり過ごせると思ってるんでしょ？そんなの、そんなの愛じゃないよ」


「ニャー」